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No.9

生活感を脱ぎ捨て、趣味を纏う。新たな日常を手に入れるリノベーション

生活感を脱ぎ捨て、趣味を纏う。新たな日常を手に入れるリノベーション

京都市西京区。
どこか懐かしさを感じさせる静かな住宅街に、築45年の2階建てがひっそりと息を潜めていました。
だけど、その「ただの古い家」感、今回のリノベーションで見事に払拭。
N様の手によって、新しい物語を紡ぎ始めました。

テーマはズバリ「脱生活感」。
この家、暮らすだけじゃ物足りない。
生活感を脱ぎ捨てるどころか、趣味を纏うような感覚で暮らしをデザインしました。
2階のフリースペースは、建具なんて野暮なものは一切なし。
広がる空間はまるでアートギャラリー。
これでもかと広がる視界に、ふと「ここ、本当に家?」と思わせる。
しかも2階からの眺め、思わず息を飲む美しさ。これ、贅沢ってやつです。

リビングと庭の境目が、いい意味で曖昧なのもポイント。
まるで自然と一体化したような感覚に、外の空気が心地よく流れ込む。
ここでの時間は、まるで別世界。見どころはディテール。
無機質なモルタル床、その冷たさが妙に気持ちいい。
オーダーメイドのキッチンは、見た目だけじゃなく機能性も抜群。
勾配天井、土間、職人手作りの洗面台、細部にまでN様のこだわりがしっかりと息づいている。

長年眠っていたこの邸宅が、まるでN様の趣味に染まるように再生されました。
この家、ただ「住む」だけじゃつまらない。
生活感を脱ぎ捨て、新たな日常を手に入れたい、そんな欲張りな方にぜひ見てもらいたい一軒です。

工期:2024.4~2024.8(4ヶ月)
施工面積:70.74m² (21坪)
家族構成:ご夫婦 お子様1人
築年月: 1979年06月
所在地:京都市西京区

玄関土間に洗面所を配置した、非常にユニークで機能的な配置。
通常の玄関に見られる段差や靴を履くための専用スペースをあえて設けていない点も注目ポイントです。
このフラットなデザインにより、空間が広々と感じられるだけでなく、動線がスムーズになり、日々の生活がより快適に。

まさに「建具なんて必要ない!」という潔さが光ります。
玄関からリビングまで、モルタル仕上げの床が続き、
どこまでも広がる一体感がたまらない。
オープンシェルフに並ぶ食器や小物たちが、
まるでアート作品のように映え、
ステンレスカウンターの無骨さが、空間全体をビシッと引き締めます。
ここで感じるのは、まさに「自由」と「デザイン」の極み。
シンプルでありながら、強烈な個性が詰まったこの空間です。

CUSTOMER VOICE

STAFF VOICE

「ビフォーの印象」
築45年ということで、最初に現地を訪れた際は、さすがに経年劣化が感じられる部分が多くありました。外観や内装には、時代の流れを感じさせるレトロな雰囲気が漂っていましたが、その一方で、しっかりとした構造や間取りの良さも見受けられ、「これは素晴らしいリノベーションができる」と直感しました。

「見どころ」
やはり、2階の広々としたフリースペースが一番の見どころです。間仕切りを取り払うことで得られた開放感と、窓から望む眺望は、まるで外の自然と一体になっているかのようです。また、無機質なデザインながら、温かみを感じさせるモルタル床や、オーダーメイドの造作キッチンは、N様ご家族のこだわりが詰まった空間です。

「打合せで印象に残っているところ」
N様ご家族との打合せでは、特に「生活感を感じさせない家にしたい」という強い思いが印象的でした。そのため、細部に至るまでシンプルかつ機能的なデザインを追求しました。

「こだわったところ」
リノベーション全体にわたる統一感を大切にしました。特に、素材の選定にはこだわり、無機質でありながら温かみを感じられるモルタル床や、オリジナルの造作キッチンは、N様ご家族のライフスタイルに寄り添うよう設計しました。また、外と内を自然につなぐウッドデッキも、リビングと庭の一体感を重視して施工しています。

「このお家で特に好きなところ」
私が特に気に入っているのは、2階のフリースペースです。間仕切りを無くし、広がりのある空間に仕上げたことで、N様ご家族がどのようにこの空間を活用していくのか、想像が膨らみます。また、季節ごとに表情を変える庭の景色を楽しみながら過ごすリビングの居心地の良さもポイントです。

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