WORKS

No.04

耐震アップグレード、家族を守る家

安井邸トップ画像

もともとこの家に植えられていた松の木。リノベーションした後も引き続きこの家のシンボルツリーとしてその役目を継ぐことになりました。
古い家にありがちな松の木も、こうなると真似しようにも簡単には真似できないめちゃくちゃクールな松に見違えるから不思議です。
全部壊して建て替えるのも一つの選択。でも、こうして昔ながらの「かっこいい」を残していくのも一つの選択。
古い家につきまとう、劣化、耐震などの不安な部分をしっかりと払拭し、今の時代のライフスタイルに合わせた間取りに変更することで
安心して心地よく暮らせる家に生まれ変わりました。

工期:5ヶ月
施工面積:108.54㎡
家族構成:ご夫婦 お子様
築年月:1981.10
所在地:亀岡市

既存の構造の梁はとても状態が良かったため化粧梁として使用しました。
リビングスペースを囲むようにある土間はいろんなところから靴の脱ぎ履きができ、大人数集まっても混雑しません。

新しく作ったラワンのドアは、当時のままの古い床と抜群の相性。
すべてをやり替えるのではなく、残せるところは残してアップサイクル。

CUSTOMER VOICE

「『ありきたりじゃない!』とプラン提案に感激。依頼を決めました」

京都府亀岡市 Yさん

ここはもともと夫の祖父の家で、5年ほど空き家だったんです。私たちはアパート住まいだったのですが、子どもができることになり、「リノベーションして住もう」とインスタで業者探しをしました。2人の好きなイメージで数社に絞り、現地調査とプラン提案を依頼。イハウズさんの図面が、「ありきたりじゃない!」と気に入って依頼を決めたんです。
希望のプランやデザインは、ピンタレストでそれぞれがいいなと思うものを集め、ガサッとイハウズさんに渡しました。子どもを陽あたりのいい家で育てたくて、吹き抜けを希望。大正解でした。とても明るくて気持ちがいいです。寝室を1階にして暮らしがワンフロアで完結する間取りも、子育てしやすくてよかったですね。洗面台は夫の憧れだったモールテックスで仕上げ、メイクもできる広いカウンターにしてもらいました。
土間は子どものころ、友だちの家にあって「面白いな」と思っていたんです。最近流行っていると知り、現代的な感じで取り入れたいなと思って、写真を集めて伝えました。土間からいきなりリビングに続く間取りは、夫は冷暖房効率が心配なようでしたが、私は「お店みたいでいいな」と思い、イハウズさんの後押しもあって思い切って間仕切りなしにしました。
現地調査のとき、イハウズさんがきちんとチェックして説明し、「しっかり建てている家ですね」と言ってくれたので安心しました。耐震補強もしたのでより安心です。吹き抜けの上部の壁は、予算の都合で白壁のままの予定でしたが、イハウズさんが「それではつまらない」と工夫して、外部用の割安の板を張ってくれたんです。ほかにも施主支給を採用してコストを抑えるなど、柔軟に対応してもらえたのがうれしかったですね。

STAFF VOICE

・ビフォーの印象
築40年のおじいさんが暮らしていた家。
田舎づくりの田の字型プランで各部屋が分断され、南向きなのに暗い家だなと感じました。
また、古い家にありがちなお風呂や洗面などのスペースの窮屈さがありました。

・このお家の見どころ
若いご夫婦が暮らすこれからの子育てのための家ということで、平面で暮らしやすくたくさん人が集まっても
大丈夫な家になるように意識し、1階は土間と繋がったファミリールームと寝室、大きくしたお風呂と脱衣スペース、ホールに面したところに洗面室をつくって機能的にしました。
2階の個室を一部屋無くして吹き抜けにし、大開口の窓からたっぷりの光を取り入れ、明るくて開放的な家に
生まれ変わりました。

・印象に残っていること
当初のご要望は、とにかく古い家なので「耐震だけはしっかりと」がご要望でした。
基礎を耐力アップのためにベタ基礎にし、耐力壁を増やし耐震金物で補強しこれからの大地震にも
耐える構造にアップグレードしました。


・こだわったこと
ご夫婦ともインテリアにこだわりをお持ちだったので、探してこられる使いたい照明器具や家具に合わせて
細かなレイアウトを綿密に打ち合わせたので、好きなものに囲まれて過ごせる素敵な家になりました。

・このお家の好きなところ
以前の家では隠れていた構造の梁を化粧に見せた吹き抜け空間。
玄関を開けると目の前に飛び込んでくる大空間がやはりこの家の一番のウリです。

来場予約
資料請求