WORKS

No.03

1階完結型ハウス

十塚邸トップ画像

リノベ後の今もなお昭和の雰囲気漂う外観。
築40年以上の貸家にしていた家の1階部分を中心にリノベーションした1階完結型ハウス。
ワンフロアで生活のすべてがまかなえるように、必要なものは1階に集約しました。

昔のままの部分を多く残す2階は、ノスタルジックな気分に浸れる空間。
傷んだ部分を補修する程度に抑えてコストダウンを図るとともに、
無くしてしまうには惜しい昭和テイストをキープするという目論見もあってのこと。
1階と2階のギャップには、日常の中に非日常を感じられる面白さがあります。

工期:3ヶ月
施工面積:100.98㎡
家族構成:ご夫婦 お子様一人
築年月:1980.11
所在地:京都市

愛用の鍋や調理器具、家電に至るまですべてを一旦棚卸し、
採寸してそれらが無理なく収まるキッチンを造作。
料理の時も片付けの時も無駄な動きがないように棚の高さや位置、
扉のあるなしもしっかり考え自分専用に仕上がったキッチンは最高の使い勝手。

プリント合板の壁と床はそのまま雨漏り跡があった天井のクロスのみ張り替えた。
一見、古いままだが、腐っていた柱を入れ替えたり耐震のために
構造補強するなど見えない大事なところはしっかりと改修した。

CUSTOMER VOICE

「希望をいったん全部受け止め、話し合いながら進めるプロセスがよかったです」

京都市西京区 Tさん

イハウズさんを訪問したのは「直感」です。
たまたま事務所の前を通りがかり、雰囲気がいいなと名前を覚えていて。リノベーションを考え始めたとき、思い出して行ってみました。するとそれまで訪問したリフォーム会社と圧倒的に違う!センスがいいのに押しつけがましくなく、耐震のことまできちんと説明してくれて…。それで依頼を決めました。
この家は築45年くらい経っていて、借家だったせいもあり、傷みがひどかったんです。耐震性も心配だったし、暑さ寒さも厳しかった。細長い家で使いにくい間取りだったのですが、予算を考えて大きく壁を動かさず、構造を生かしながらさらに補強し、暮らしやすい間取りに変えてもらいました。階段も架け替えて傾斜が緩く、上り下りしやすくなっています。断熱材も入れ替えたので、快適に過ごせるようになりました。
打ち合わせ当初はとにかく希望をいっぱい伝えました。すると設計の倉さんはいったんそれを全部聞いてくれるんです。そこから話し合いながら決めていく、そのプロセスがとてもよかったですね。私は色んなものが好きすぎて決めかねていたのですが、話していくうちに整理され、自分の本当に好きなものが見えてきたような気がします。
キッチンを造作したりしているので、デザインにこだわっているように見えるかもしれませんが、むしろ使い勝手を優先して考えました。小学校の家庭科室や図工室のような、「みんなが使いやすい家」をイメージしたんです。「スクラップ&ビルトではなく、使い続ける家を」というイハウズさんの姿勢にも共感し、流行に流されず、長く使えるシンプルな家を目指しました。「こうすればよかった」という後悔は全くありません。

STAFF VOICE

・ビフォーの印象
建物正面のバルコニーのフラワーボックスや、アーチ状の垂れ壁や袖壁など
新しい家では見かけない外観デザインが印象に残っています。

・このお家の見どころ
何と言ってもキッチンです。
ここは奥様と細かな寸法まで打ち合わせて造作しました。

・打ち合わせで印象に残っていること
イメージ共有のために大量の資料をお持ちいただいたこと

・こだわったこと
インテリアのこともさることながら、築年数のこともあり
耐震のことも気にされていたので、腐った柱の入れ替えや耐力壁などの構造補強なども
しっかりしました。

・このお家で特に好きなところ
時間が経つとともにいい感じになっていくパイン材のフローリングは色味も含めて好きです。

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